以前ご紹介した「任天堂とユニバーサル・スタジオの大型プロジェクト」が、少し具体的になってきたようです。
この動画は2017年6月8日に行われた「建設着工式」の模様です。
昨年の発表時にはまだ名称が決まっていなかったようでしたが、ようやく決まったようです。
彼らが開発する新しいテーマエリアは「スーパーニンテンドーワールド」と名付けられました。
動画では、「株式会社ユー・エス・ジェイ代表取締役CEOのJ.L.ボニエ氏」、「ユニバーサル・パークス&リゾーツ バイスチェアマン兼ユニバーサル・クリエイティブ プレジデントのマーク・ウッド・ベリー氏」、「任天堂株式会社代表取締役の宮本茂氏」らが、この「スーパーニンテンドーワールド」について話をされています。
ボニエ氏によると、このテーマエリアは2つの異なるレベル(「ユニークな体験」と「アトラクション、ショップ、レストラン」)で構成されている…、ベリー氏によると、注目していただきたいのは先端技術を駆使して実現されるマリオカートの体験…、宮本氏によると、任天堂のゲームの世界に入ったような体験ができる…といった、非常に興味をそそる内容になっています。
動画と同日に公開されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMのリリースにも「大好きな任天堂のゲームの中に入り込んだかのように感じる、興奮と感動あふれる体験ができることでしょう」と書かれており、想定内ではありましたが、「先端技術」がキーになった「体験」が売りになってくるようです。
今後の発表から目が話せません。
なお、昨年12月12日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMから発表されたリリースには「投資額500億円超かけて、東京オリンピック開催前にオープン予定」と書かれていましたが、今回のリリースには「600億円超の巨大プロジェクトとして、2020年の東京五輪前のオープンを目指して始動いたしました」と書かれています。予算枠を広げたようです。