IoTセキュリティ・スタートアップの「アーミス」が、3,000万ドル(約32億円)の追加資金調達を達成

IoTセキュリティ・ソリューションを提供するアーミス (Armis、アメリカ、パロアルト)は、4月9日、シリーズBラウンドで、3,000万ドル(約32億円)の追加資金を調達したと発表しました(プレスリリース)。

このシリーズBは、ベイン・キャピタル・ベンチャーズ(Bain Capital Ventures、アメリカ、ボストン)とレッド・ドット・キャピタル・パートナーズ(Red Dot Capital Partners、イスラエル、Savyon)がリードとなり、Aラウンドで投資したセコイア・キャピタル(Sequoia Capital、アメリカ、カリフォルニア州)とテナヤ・キャピタル(Tenaya Capital、アメリカ、カリフォルニア州)も参加しています。

これによりアーミスは、シリーズA・Bを合わせて、合計4,700万ドル(約50億円)を調達しました。

アーミス

アーミスは2015年創業のスタートアップ。IoTセキュリティ・ソリューションの専門会社です。

昨年9月12日 - ほとんどすべてのデバイスをリモートアタックの危険にさらす、新種の空気感染型サイバー脅威 “BlueBorne” を発見した - という記事を同社ブログに投稿して注目を集めました。

記事の序文には - Android、Windows、Linux※1が搭載された50億台を超えるデバイスに影響を及ぼす『Bloutooth関連の8件の脆弱性(そのうち4種類はかなり危険)』は、アタッカーが、デバイスをコントロールし、企業データやネットワークへアクセスし、他のデバイスへ容易にマルウエア拡散することを可能にしてしまう - と書かれています。

※1 Android、Windows、Linuxだけでなく、のちにiOSも加えられました。

BlueBorne

ちなみに、記事タイトルにも出ていますが、アーミスが発見したいくつかのアタックベクター※2はBlueBorneと総称されています。

borneという 接尾語は、Airborne disease(空気感染性疾患)、Waterborne disease(水系感染症)、Soilborne disease(土壌伝染病)のように「~を媒介とした」という意味に使われますが、Air、Water、Soilの代わりにBlueを頭に付けることで、「Bluetoothを媒介とした」という意味の造語が作られたようです。

※2 アタックベクターは、アタッカー(ハッカー)がPCやネットワークサーバーに進入する経路、またはその手段のことです。